ほくは初耳のアーティストですね。
イントロからかなりアグレッシブなサウンド展開ですが、歌に入るとまさにプリンスっぽいファルセットのヴォーカルとバック・トラックで、ある意味1980年代に通じる雰囲気を感じました。
ファルセットになると声が皆似てくるのは、確かに言われてみるとそういうものかもしれません。
いわゆる表声に比べて、声の違い、個性はかなり薄まるように思います
ファルセットのスタイルの大元は、1960年代後半以降のソウル、R&Bにそのヴォーカルスタイルの起源があると思います。スモーキー・ロビンソン、マーヴィン・ゲイがその代表格ですね。
もちろんプリンスもその系統にいて、元をたどるとブラック・ミュージックの伝統に行き着きます。